【ネタバレ】ももクロミュージカル「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」レポ

ももクロというエンタメ

「幕が上がる」以来の舞台、しかもメンバーは初ミュージカル。

 

縁あって初日と、1週目の土曜日に公演を見に行ってきました。

記憶の限り、お気に入りのフレーズや演出をまとめました。

 

◆曲のセットリスト含めて大いにネタバレしています。

 

第一幕

 

劇場からまもなく始まるアナウンスが入ったと思ってすぐ、舞台に人が出てきた。

小劇場の演劇なんかも見に行くことはあったので、本番前の客席側の緊張を解いたり注意事項を説明する前説かと思ったらさっそくももクロメンバーが表れ「え!」とすぐに集中モードに入った。

 

メンバーそれぞれ名前はレ二・カナコ・シオリ・アヤカのまま。あとからパンフレットを読んで知るけれど、後半のライブ演出に備えてコールが起こっても違和感ないようにという本広監督の意図。

 

同じ高校で同じダンス部の4人の学校からの帰り道。

カナコは夏菜子以上にテンションの高いキャラで、最初から雰囲気を明るくする役割。他の3人もカナコにあきれつつも、仲の良い様子。

次の日がダンス大会の決勝で楽しみ!と、交差点で踊りの練習を始める。

カナコの「ドゥユワナ・ドゥユワナ・ドゥユワナダ~ンス」の1フレーズから、4人揃ってのアカペラ歌&ダンス。いかにもミュージカルっぽい始まりでワクワクする。結局踊るんか~い、という可愛さもあった。

 

お気に入りフレーズ:夏菜子ちゃん「お待ちなせぃせぃ」

 

楽しく踊っている4人の後ろから照明が光って激しい衝撃音が劇場に響き暗転。

ほどなく救急車の音、ニュースの音声で緊迫感が走る。4人が事故にあってしまった。あらすじをまったく読んでいなかったので、ここがスタートってどんな物語なの、、と展開まったく読めなかった。

 

ドキドキしていると「embryo-prologue」の曲が入り舞台中央にあった細長い壁に「公演名」などが映し出され、いよいよ物語が始まった・・・ここかっこいい・・

 

暗転・・・かすかに舞台中央の円形ステージが下から上がってくる。

 

「WE ARE BORN」

「おぎゃー!」と雷みたいなフラッシュした照明と紙テープが会場を降り注ぐ。驚く間もなくももクロメンバー+アンサンブで歌う「WE ARE BORN」!!

かっこよすぎる。声の厚みが当然いつもと違う。

個人的にはこの始まりが大好きで第一幕派。

 

演出メモ:

「泣いてファンファーレ」「ハイ、ハイ」の部分はアンサンブルのみ

「泣きっ面に恥」はれにちゃんに赤いピンスポットが上から当たる。

落ちサビ?のカナコちゃんソロ「WE ARE BORN NOW」のところで舞台中央で夏菜子ちゃんを囲むアンサンブルメンバー。他のメンバーもそれぞれ囲まれているが、舞台後ろで並んでいる。

「WE ARE BORN」の「BORN」でアンサンブルメンバーが倒れると同時に夏菜子ちゃんが両手を強くガッツポーズみたいな(ドラゴンボールのような)恰好をするが、これがパリっと決まる演出最高。最高の1曲目だった。

 

曲が終わるとスモークで舞台は霧に包まれる。

どこかに迷い込んだカナコは、他の3人を探す。

そこへ現れる堕天使ミーニャ(シルビア・グラブ)と執事の坂上妃海風

 

2人の説明があり、やっと自分が死んだことを知るカナコ。

 

お気に入りフレーズ:アンサンブルたちの合唱「ば~かな~のか~♪」

 

「世界の秘密」シルビア・グラブ妃海風

お気に入りポイント:「私がガチャポンで決めている~、ガチャポン次第~」

   

ハンドボールくらいの大きさの銀色のボール。

ドゥユワナダンスを歌って気をひいた内にボールを奪って逃げるカナコ。

お気に入りポイント:

大事なボールを片手にダンスを踊るカナコ。初日は2列目という近い席だったこともあり、余計にボールが落ちないかむちゃくちゃ心配した。

 

逃げるカナコを慌てて追いかけようとする坂上妃海風)に対して、まあ様子を見ようとミーニャ(シルビア・グラブ)。そんな会話をしながら自然と舞台中央に丸く集合すると突然始まる、!

 

サラバ、愛しき悲しみたちよシルビア・グラブ妃海風、アンサンブルメンバー

1曲目から2曲目へのインパクトが強すぎるんじゃ!!!

ガチガチのミュージカル女優の二人+アンサンブルの歌うサラバはかなり聴きごたえがあった。

特にセルビアさんが「絶望のカーニバル」の部分で少し音を下げる歌い方がすごくボスっぽい、女王っぽい雰囲気があってとても新鮮だった。

曲が終わると同時に暗転そして盛大な拍手!中央のステージが下がっていく・・・

 

各メンバーソロパート

「仏桑花」シオリ

上手の舞台上に組まれたステージ上に、ううぅ、ウェディングドレス姿の玉井詩織様!

シオリは来月に結婚式を控える普通の女の子。そんな自分で良いのか、このまま結婚して良いのかという迷いもありつつ、結婚式場でドレスの試着。

 

お気に入りポイント:

腰掛みたいな就職もそう

いい子で素直なシオリちゃん

結婚式で涙を流すことも、知っている

テレビのドキュメンタリーを見るたびに思う、私にはドキドキするような現実はないって

ドラマ「女子的生活」やほかの役でも思うけど、普通の役を自然にこなすってすごい。本当に自然な演技で舞台映えする玉井詩織ちゃん。

 

一人語りの途中でカナコ召喚。

私のこと覚えてる?とシオリに詰め寄るカナコ。もちろん知らない。

そこで思い出すはずだからど「ドゥユワナ、ドゥユワナ、ドゥユワナダンス~」を歌うとなぜかカナコと同じ動きをしてしまうシオリ。カナコ「ふふっ」(なにこの人)

 

お気に入りフレーズ:なんだか胸がキュンとする

          もう、気になるじゃない

結論:シオリ➡カナコ すぎる(ももたまい過激派)

   

「青春腑」アヤカ

舞台下手のステージ上から。幕が上がるの続きを思わす演出。3年生が引退して部長はたった一人の2年生あーりん。

やる気のない1年生から練習が嫌だの結果がでないだの文句を言われ、練習を終える。

 

お気に入りフレーズ:

みんなを動かす言葉が見つからない

つやつや輝いていた演劇がパサパサと色褪せていくみたい

良い意味であーりんはあーりん(キムタクはキムタク、みたいな感じ)

個人的にソロパートの一人語りがけっこう好き。なんとなく素のメンバーにも合う感じが。

 

カナコ召喚!

「なんで演劇部入っちゃったの―」とタフな心であーりんに絡むカナコ。

もちろんあーりんは覚えていないので「なに?入部希望者?」と持っていた台本を読ませようとするもまったく漢字が読めないカナコ。

 

お気に入りポイント:

ボケをやり切る夏菜子ちゃんが可愛いし面白い

カナコ「あんたらしくないよ、あんたはもっとフテブテしいヤツんだから!」

「世界で一番かわいいの・・・わたし♡って」

あーりん「入部してよ、セリフの無い役つくるから」

あーりんは他の2人と違って正体の分からないカナコに対しても面白がったりと好意的。各メンバーの反応もメリハリがついてて飽きない。

 

「希望の向こうへ」レ二

舞台上手ステージ上から、看護師姿の眼鏡れにちゃん。

歌声がすごい響く、やさしいんだけどズドンと来る力強さがあってれにちゃんの歌声ほんとに好き。歌が終わることには舞台正面に着て座って紙袋から大きな肉まんを取り出す。(ちょっと面白い)

レ二は小さいころから自分に自信のない子。「地味でドジでブス、自分のことをそう思っていた」という話から、人の役に立つことで自分の居場所が見つかると語る。

 

お気に入りポイント:

人の何倍も働いて、やっと居場所が見つかるのそうしてやっとお布団につけるの 

 

 

カナコ召喚!個人的にはだんだんサイコパス感漂うカナコが好き。

レ二は看護師向いてないよ!注射下手そうだし、薬も色で選びそうじゃん?とカナコ。

 

これで全員揃った~!と喜びカナコ。全員の心を揺さぶり早々に去る。

 

お気に入りポイント:

レ二「訳の分からないことをキラキラした目で言うのがこわい」

 

「LOST CHILD」

カナコと坂上の追いかけっこみたいな演出から、他の3人も夢の世界に迷い込むような感じ。

イントロでの妃海風さんの動きはさすが舞台女優。。

手塚治のヒロインみたいな人だし、走り方もそれっぽかった。

 

カナコ以外の3人がついに集まるシーン。それぞれ迷ってしまった、と思うも話していると全員の共通点は知り合いでもないカナコに追いかけられたという点。

お気に入りポイント:

シオリの来月は結婚式があるのに、、という話に

あーりん「へぇー、あなた結婚するんだ」

レ二「むちゃくちゃかわいいもんねぇ」

あーりん「うん、むちゃくちゃかわいい」

シオリ「・・・・・・なんかトゲない?」

 

カナコも現れ、やっと事情を説明する。4人でダンス大会の決勝に行こう!とワープボールを取り出しワープする

 

「オーディション」

舞台転換すると4人の周りには10人以上のダンサー。間違えてオーディション会場にたどり着いてしまった。とにかくオーディションを受けて!と促され、周りに合わせて踊るもダンスが周りと比べてダメダメ。(ダメダメな演技するみんな可愛い)

が、また同じメロディが流れると4人全員が揃ってキレキレのダンスが踊れるようになる。(急なキレキレダンスがかっこいい)

ここは演出としてかっこよくて気にしてなかったけど、思えばのちにわかる「カナコの夢の世界」だからこそオーディションを合格するために急にダンスが踊れるようになったという見せ方だったのかと。

オーディションの結果発表のときも持っているはずのない番号シールがポケットから出てきたり。これは初見だと「え?」と思った部分もあったけど、結末が分かると逆に伏線として楽しめる部分。

 

お気に入りポイント:

「チャコでぇす」

「あなたにとって、Danceとは?」(クソ発音良い)

 

「Do you wanna dance?」

無事アイドルグループ「ヘブンズ」のメンバーとして選ばれたメンバーでダンスを歌って楽しい!!!となって第一幕終了ーーーー!

 

第二幕

「アントラクト」

「全力少女」

未来へススメ!

「あの空へ向かって」

「DNA狂詞曲」

労働讃歌

「走れ!」

ピンキージョーンズ

Chai Maxx

猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

行くぜっ!怪盗少女

 ヘブンズのライブとして上記の曲をしていく、「アイドルのライブ」という演出のため観客側もペンライトを振る。大体はコールをする人はいなかったけど、ペンライトの振り方から全員の心のコールは一致していたと思う。新鮮な見方だった。

コールをしたい人と、物語に集中したい人それぞれいる部分で最初はドキドキする。

個人的には物語に集中したいのでコールはやめよう、と思ってみているけど途中途中入れたくなる感じ。ライブに行きたくなる。

 

曲の間でメンバーが1人、2人と抜けてしまったり、全員が休憩しているシーンでアドリブが入ったりしているが、どの曲との間か忘れてしまった。。

初日は休憩時のアドリブは無かったけれど、

9月土曜日には妃海風さんの「愛してるよ!」が聞けたり、あーりんの「35億」カナコ「そういうのはハッキリやらないと~」とか、リピーターもテンションが上がるポイントが入ってた。

 

また、カナコとミーニャ・坂上のシーンで

「カナコの魂が弱ってきている」「半月が欠けるまでがタイムリミットだ」という物語の大事なポイントも盛り込まれている。

 

お気に入りポイント:

メンバー脱退時、SEで観客の残念がる声や盛り上がる声が入っていたけど、実際に私たちも「えー」と声を出すときもありそれはシュールで面白かった。

 

ヘブンズはとんとん拍子にCDのシングルチャートにのったり、大きな会場でライブが決まったりする。そんな大きなライブの直前の舞台裏、BGMはOvertureで内心はめちゃくちゃテンションが上がるも、メンバーがしゃべるので聞かないと・・!と堪える瞬間。

唯一このトントン拍子が変だと心配するシオリ。しかし始まるライブ・・・

 

「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」ヘブンズの新曲として?

 

ライブ終了後に集まる3人。「やっぱりおかしいよ・・」とシオリ。

話していくうちに、レ二が「これってもしかしてカナコの夢じゃない?」と気づく。

よくよく考えると、前世とパラレルワールドと夢がごっちゃになった世界。

シオリ「カナコ馬鹿だから・・・」(ももたまい勢の大喜び)

 

自分たちのいる世界に気づいたとき、ミーニャと坂上が登場。

ミーニャが3人からカナコに成仏してもらうよう説得してほしいと伝えるとカナコが登場。

自分たちの魂も危ない状況なものの、3人は今の状況も楽しいとカナコに伝える。

 

 

「黒い週末」ミーニャ&坂上 VS ももクロ

まさかのミーニャの「バカの友達はやっぱりバカだねぇ・・・ゴホゴホ」とせき込むと同時にレ二もせき込む・・・そう、これは、黒い週末!!!

バトルダンスのような?感じで歌う。結局はカナコ勢が優勢(思えばカナコの夢だから、カナコの思い通りになる)

 

4人になり、レ二が「患者さんが待ってるんだよね」という言葉からそれぞれの世界でそれぞれ生活している3人の状況を改めて知るカナコ。

ダンスじゃなくてもダンスなんだね、と納得し最後に行きたいところがあると4人でワープ。よく練習をした体育館裏で4人でダンスをして、カナコは満足して成仏。

 

分かりやすく空中を飛ぶ演出。初見のときはちょっとビックリしたけど、でもこのストーリーは良いんだ・・。

 

「世界の秘密」再び

 

「天国のでたらめ」10月の新曲

すごく良い・・・・・・白金の夜明けみたいな、、。

 

「HAPPY Re:BIRTHDAY」ミーニャ&坂上 アンサンブル

物語の終盤という位置と、ストーリーの内容としても選曲が良すぎる。

あぁ、終わるんだな・・・と感じる。

ここもぜひペンライトを。

 

「個のA、始まりのZ -prologue- [instrumental]」

冬の町。行き交う人。白いコート姿のれに、しおり、あやかが舞台前に来て電話など各自の生活が見える。

3人が舞台後ろへ歩いていくと同時に同じくコート姿のカナコとすれ違う。

すれ違った瞬間に何かを感じるカナコ。

迷った後、カナコは3人の元へと駆け寄り、暗転。 

 

 

会場の雰囲気

初日:コール1/4ほど/ペンライト2幕から

9月土曜日昼公演:コールほぼなし/ペンライト2幕から

9月土曜日夜公演:コールほぼなし/ペンライト2幕から 

 

まとめ

全体的に満足度は高い。

ミュージカル好き、ももクロ好きは行って損ない。

夏菜子ちゃんの役への集中力がすごい。あとボケるのがかわいい。

赤いヘッドフォンと制服がめちゃくちゃ似合う。

詩織ちゃんの舞台を見たことが無い人はぜひ。サムライ・ロック・オーケストラ引き続き、かなり舞台映えする女優として進んでほしい。また、普通の役を見るのでテンションのおおかしい役もちょっと見たくなってきた。

あーりんの、あーりんと役との間の絶妙な感じ。あーりんのダンスが近くで堪能できるまたとない機会なので行くべき。アドリブもどんどんやってくれそうな感じなので見逃せない。

れにちゃんは歌声の安定感と力強さが生でないと味わえないものがある。役ですらいい人オーラが出てる。全然むちゃくちゃしてないレ二ちゃんも新鮮。

 

ひとまずここまで。追記があれば加えます。